次から次へと降ってくる仕事で身動きがとれなくなっていませんか?
仕事を棚卸しすることで無駄な仕事を排除しましょう。
仕事が多すぎるあなたに必要なフレームワーク
仕事に忙殺されていませんか? そういう私はほんの2年前まで日々の業務に忙殺されて毎日ヘトヘトになっていました。
そんな私が、1つの考えを取り入れたことによって「仕事の進め方」が劇的に改善し、今では余裕を持って本当にするべき仕事に取り組めています。
結論からお話しますが日々の思考に「目的戦略のフレームワーク」を取り入れて全ての判断をシンプルにしたからです。
「目的戦略のフレームワーク」によって得られる効果
- 判断に軸ができるからブレない
- 仕事の優先順位をつけることができる
- ムダ(戦略から外れた業務)を排除することができる
これらの効果で良い成績を収めることができ、仕事も早く終わらせることができて一石二鳥! あなたはデキる人になります。
なぜ忙殺されるのか?
自分の役割やミッションにおいて、優先順位をつけることができていない。というのが答えになります。 ほとんどの状況において効果の薄い仕事に時間を費やしているはずです。
必要なのは「本当にやらなければいけないこと」を見極めて優先順位をつけていく、そのためには優先順位が低い業務を捨てる判断が必要です。
私のケースですが、仕事上でよくこんな話がありました。
「こんな良い話がある、あなたのプロジェクトに合うと思うからどうぞ」
「こんなに面白い話があって無料だからやりましょうよ」
もちろん、良い話が多いのですが、全てを実行して行くと時間がいくらあっても足りません。それに無償であっても人が動いている以上、そこには見えにくいお金が発生しています。
さらに戦略に合っていない業務をしていると、一番言われたくないことを言われることになります。
「それって何を目的にしてやっているのですか?」
この質問に答えられない業務はやめましょう。常に自分に言い聞かせてください。
「これは戦略に合っているのか?」
【具体例】目的戦略フレームワークによるシンプル化
シンプルとは「目的」「戦略」という軸を持つこと
例えばアプリゲームのマーケ戦略を例にしてみますね。
【タイトル目的】
売上10億
【課題】
主要KPIを点検したところ、課金率や課金額は問題なかったが、全体のユーザー数が減少してきており、全体のユーザー母数を増やすことが重要課題であることがわかった。
マーケティング領域では、ユーザーの分母維持に必要な構成要素である「流入数」と「既存ユーザーの継続率」の数値改善を狙うことにした。
【マーケティング目的】
「ユーザー流入数」「ユーザーの継続率」を改善させること。
【マーケティング戦略】
- IPコラボでの流入増加を図る。
主要戦術:IPコラボ時におけるTVCM、キャンペーン
※IPとは、漫画やアニメやゲームと考えてください。アプリゲームはよくコラボしていますよね。
- 既存ユーザーの満足度を向上させることで継続率向上を図る。
上記はかなり簡略化したもので一例ですが、これを元に考えた場合、あなたの日々の乗務の軸は「戦略」である“コラボでの流入増加”と“既存ユーザーの満足度向上”に合致するプランニングと実行になります。
前者ではコラボタイミングでおいて、どんな施策を行えば「ユーザー流入数」が増えるのだろうか、TVCMを打つべきかキャンペーンをするべきか、ということを考えて実行する。
後者では、満足度の向上に繋がる施策はなんだろうか? 定期的にユーザーのガス抜きをするファンミーティングの開催と、ゲーム内の新しいトピックスを継続的に発信していき、オワコンと思われないために生放送で情報発信していこう! またアンケートを取ってユーザーの求めているゲーム内の機能を追加していくコミュニケーションを展開していこう。
ということになる。
全てのリソースとお金は、戦略に沿ったものに当てるべきである。それ以外に使ってはいけません。
別の視点で説明すると
戦略とは「工数」と「お金」を使う活動である。
あなたの業務において工数とお金をかけるべきものといえる。
私はこの「目的・戦略」のフレームワークを仕事に取り入れたことにより、日々の業務は非常にシンプルになり、時間に追われることがなくなりました。
みなさんも試してみてください。

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