みなさん、直観を信じていますか?考えすぎている人いませんか?
イスラエルのある大学の研究によると、なんと人間の直観の的中率は90%です。

まじか!
成功者である人ほど、自分の直感をもとに判断しています。自分の直観力を信じていますよね。
本書の著者であるDaigoさんが言うには直観は「脳の論理思考の一種」とのこと。
確かに著者のDaigoさんは、ここぞというときに直観という意思決定で活躍の場を広げてきましたよね。
この本は、そんな直観を大事にするDaigoさんが研究して導き出したノウハウが書かれています。

この本はイラストや図がたくさんあるので、すごくわかりやすいです。
②正しい直感を妨げるバイアスを意識するようになれば直感のチカラをよりよく使える。
Daigoさんは科学的な根拠をもとにわかりやすく説明してくれて、しかも実行できるように紐解いてくれるのが良いですよね。
本を読んでいてたまにある
「で、どうすれば良いの?」
という消化不良はまったくなく、すぐにでも実行できる実践的な内容が書かれています。
直観を味方につけるために
直観とは「論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われること」です。

一言で言うと 思いつきです。
直観は頭の良い一部の人だけが持っているものと思うかもしれませんが、全ての人が普段から使っていますよね。
要は、その直感を「活かすことができるか」という違いです。
熟考して答えを出すのと、なんとなく答えを出すのでは、思考のプロセスが全く違うのです。
この「なんとなく」が直観です。
直観を使うことのメリットは?
2、後悔しない
3、しかも成功確率が高い

いいことづくしですよね。
後悔しない理由としては、いろいろ人から言われたりして決めたことよりも「直観=自分を信じて出した答え」なので失敗したとしても納得できるのです。
判断に迷ったときは直観に頼るべし
イスラエルのある大学の研究によると、たとえば「なんとなくこの人と気が合いそう」といった、日頃感じる最初の直観は、90%近い確率で的中することが証明されています。

過去の経験というデータベースから導き出しているからですよね。
次の実験結果も出ています。
実際に面接をした場合と、映像で一部だけ見た場合とで、面接官による評価はほぼ同じということです。「パッと見の直観とじっくり精査した結果では変わらない」ということが言えます。
それだけ直観の精度がすごいのであれば、わずか2秒程度で感じる「なんとなく」の直観を頼るほうが時間短縮ですよね。
直観の注意点
直観は使える! ということは分かりましたが、何でもかんでも「直観」に頼るのは良くありません。
例えば、薬の効き目のような科学的な実験や調査や分析によって答えを出すものに関しては、当たり前だけど直観に頼らないほうが良いです。
当たり前の話ですが、気をつけるようにしたいですね。
直観は技術である
では実際に直観を鍛えれば良いのかを説明します。
②実際に起きたことが直感とズレている場合はその原因を検証していきます。
このフィードバックを日々行うことで先読み力といえる直観力が鍛えられていきます。
そして、「次に行動あるのみ」ということです。
「ピン!」と直観しても行動しなければ、直観が「なかったこと」になってしまいます。
1、まずは直観に従って行動し
2、それが違ったらすぐに修正する。
このPDCAをまわせばまわすほど直観が的中する確率も高くなります。
直観力がアップする7つの条件
本書では7つの条件が紹介されていますが、ここでは特に大切なポイントを取り上げます。
直観に耳を傾ける余裕を持つ
「脳の余裕と心の安定」が非常に重要になります。
心に余裕がなければ直観は鈍ってしまいます。ストレスをはじめ脳の負担は直観の天敵です。
例えば、TODOリストを作ることで、脳のリソースを空けることで脳の負担を減らすのは有効ですよね。
また、平常心も大事とのことです。背水の陣で臨む状況だと、どうしても慎重になりすぎて直感を信じれる状況からは遠ざかってしまいます。
本業以外の得意分野を作る
専門外の知識が直感を鋭くします。人間の脳は、一つの分野に秀でると、それとは直接関係のない分野でも能力が活性化されるようになっています。
ノーベル賞受賞者には、音楽、美術、工芸、文筆といった芸術関係の趣味を持っている方が多く、ノーベル賞の受賞率が高いことが分かっています。

レオナルド・ダ・ビンチなんて、医者だったりしますもんね
直観を引き出すサイクルを理解する
直観が鋭い人はメリハリを重視しています。
1、「集中して思考する(Concentrate)」
2、「思考を一度止める(Stop)」
3、「リラックスする(Relax)」
4、「ユリイカ=直観で感じる(Eureka)」
という4つのステップを踏むことです。何事もあせっては良い結果がでません。
なんだか調子が悪いときにはスパッと作業をやめて休憩した方が良いのです。そうすると、ふとしたときに直観が降りてくるのです。

一度、考えるのをやめて別のことをしていると、ふと前に考えていたことの直観が降りてくることが多いです。
知らない間に熟成されるんですね!
これ経験ないですか?
僕は大いにありです。特に考えがまとまらないときには歩くと考えがまとまることが多いです。
休んでいる間に脳が再構築されるといえるでしょう。
直観の効果を悪くするバイアス
「バイアス」とは「先入観」「偏見」を持ってしまうことです。
「バイアス」が入り込むと直観の精度は一気に下がります。それはそうですよね、思い込んでしまうことで別の条件が出てきたことと同じになってしまいます。
だけど、簡単に「バイアスを持たずに判断する」ということは至難の業です。人間誰しもバイアスを持ってしまうものです。

じゃあどうすればいいのか・・
解決策は「人間はバイアスを持ってしまうものだ」という事実を認めることです。
ここでは代表的なバイアスを紹介しますね。
自分にとって都合の良い情報や、自分の考えの裏付けとなるような情報だけを集めようとする傾向自己奉仕バイアス
「成功したら自分の手柄、失敗したら誰かのせい」だと考える傾向正常性バイアス
都合の悪い情報を見ないようにして「自分だけは大丈夫」と考える傾向多数派同調バイアス
周りの人が行っていれば大丈夫・安心だと考える傾向
結構こころあたりのあるバイアスですよね・・・
バイアスを避けるためには
直観がひらめいたら紙に書いてみましょう。紙に書くことで客観的な視点を持つことができます。客観的な視点を持つことでバイアスがかかっているかどうかを知ることができるのです。
まとめ
やっぱりDaigoさんの本は科学的に実証されて実践的な内容の本ばかりなので本当に有益だと思います。
本書はそのほかにも直感を活かすべく実践的な方法論を詳しく書いています。
自分の決断にウジウジと時間を使ってしてしまう人にとって本書は本当にオススメです。
「直観力」をYou Tubeでもご紹介
※以下はYou Tube動画の文字起こしとなります。
今日はメンタリストdaigoさんの本「直感力」を紹介します。
直感力の正答率はなんと90%ということなんです。
しかも2秒で出した直感ですからね。
本当?って思いますよね?
信じるか信じないかはあなた次第です・・・
と書いていますが、ぜひ信じてください。
「直感」と聞いて大丈夫?って思った人も大丈夫です。
著者はあのdaigoさんです。
Daigoさんのいいところは、科学的な実証があるものをベースに考えているところです。
科学的に証明されているから信頼できるんですよね。
たまにありませんか? 「ああ、あのときにやればよかったな」と思ってしまうことってありますよね。
僕なんかは、ビットコインすごくなりそうだな、と思っていたけど、いや、ちょっとまてよと思ってたんですが、その後にドンドン上がっていって、気づいたときには後の祭りになりました。
今日紹介します直感力を使えるようになると、チャンスを逃さなくなります。
まず、この動画で紹介することは
直感とは何かについて
次に、直感の鍛え方を紹介します。
そうなんです。直感力は誰でも使えるようになる技術でありスキルということなんですね。
直感力を手に入れて自分をアップデートしましょう。
直感力とは何か?
そのままなんですが、「なんとなくの判断」です。
そして、冒頭で説明したようにそのなんとなくの判断が90%の正答率になるそうです。
これはイスラエルの大学の研究結果として出した数字なので信頼できますよね。
「なんとなくの判断」という直感ですが、これが奥深くてただの思いつきのように感じますが過去の経験の記憶だったり、体験から導き出された立派な思考の1つなんですね。
動物的な「勘」や「虫の知らせ」によるものではなく
- 過去の経験に裏打ちされた脳内データの瞬間的アウトプットということなんです。
1、たとえば初対面の第一印象という直感はほぼ正しいと言われていて。
見た目、その人が発するオーラ、間であったり、いろんな要素を一瞬で感じとって
自分の脳内データから瞬間で判断するそうです。
あれこれ考えずに「なんかこの人とは合わないかも」とか「この人なんか好きかも」とか、思ったときには、その直感を信じた方がよさそうですね。
2、あと、これは自分の経験談なのですが、仕事をしていて「なんかこれ、ヤバそうだな」「失敗しそうだけど、大丈夫かな」とかって直感があったときは、だいたい失敗してトラブルが起きます。
直感を信じて対応すれば良いんですが、その時は、忙しかったりめんどくさかったりして「まぁ大丈夫か」って思ってやりすごしちゃうんですよね。
これがまさに直感ですよね。僕の仕事人生の中でいろんな経験や失敗が蓄積されていて、瞬時に「ひらめき」として出てくるんです。
成功者ほど「直感力」を信じている傾向にあるのです。
ビジネスの場でもスポーツの場でも、いわゆる成功者と言われる人は、「直感を大切にしている」人がものすごく多いです。
有名なところでは「スティーブジョブス」
2005年6月に行われたアメリカ・スタンフォード大学卒業式の講演で、彼はこのように述べています。
何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。あなた方の心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはず。ほかのことは二の次で構わないのです。
という言葉を残しているんですよね。
さらにスポーツの場でいうと、
将棋の騎士 羽生名人も直感を大切にしていることは有名です。
史上最強の棋士との呼び声も高い、羽生名人。将棋中継などを見ると常に「長考」している印象もあるのですが、羽生名人は実は非常に「直感」派です。
「長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。」と述べられています。
このように、成功者には意識しているかどうかはさておき、直感を非常に大事にしている人が多いんです。
直感を信じないと・・・
①意思決定が早い人との「実力差」がドンドン開いてしまいます。
直感を信じる人はどんどん意思決定をしていって、どんどん進んでいきます。直感を信じないで、常に石橋を叩いている人と比べると行動力という意味ではかなりの差がついてしまいます。
今の日本では失敗しても命が無くなることなんてないですし、「動いたもの勝ち」って、よくいわれますよね。
ドンドン挑戦する人はやっぱりその分失敗もしていくんですが、何回も挑戦していくうちに経験値が溜まっていきます。そして成功というゴールを考えたときには「一番の近道」をしていることになるんです。
この、挑戦した方が良いってことは、もちろん頭では分かっているのですが「失敗したらどうしよう」って頭によぎってしまうと、躊躇してしまうのはすごく分かります。
直感の方が考えて出す結果よりも正当確率が高いということがわかれば、挑戦しない手はないですよね。
ということで、直感を信じないと・・・後悔することが増えて来てしまうんです。
直感は使える! ということは分かりましたが、何でもかんでも「直感」に頼るのは良くありません。
例えば、薬の効き目のような科学的な実験や調査や分析によって答えを出すものに関しては、当たり前ですが直感に頼ってはいけません。
直感の使いどころには気をつけるようにしたいですね。
ここからは、直感力の鍛え方を紹介していきたいと思います。
①直観が発揮しやすい環境を作る。
②バイアスに気を付ける。
1つ目は「直観が発揮しやすい環境を作る。」
ということです。そのために、まずは「脳の余裕」と「心の安定」が必須なんです。
ストレスはもちろん駄目です。
そして悩みを抱えている状況も駄目です。いつも悩みやストレスで脳を圧迫してしまうので大敵です。
そのためには「瞑想」であったり「TODOリスト」がオススメです。
瞑想することで、マインドフルネス状態になって物事に集中できるようになるんです、これは生産性向上に良い言われています。
企業でも取り入れられていて、有名なのはGoogleですよね。
ただし、瞑想って実は僕も1年ほどやっているんですが、初心者にはわかりにくくて難しいんですよ。
目を閉じて雑念を取り除くんですが、途中で寝ちゃったりもしますし、何よりも「これが正しいやり方なのかな?」って疑問に思うので、正直ハードルが高めかなと思います。
その点、オススメなのは「TODOリスト」を作るという行為です。
紙でも、スマホでも、パソコンでも良いんですが、自分のタスクを書き出します。
簡単なのですが、すごくオススメで、全て書き出すことによって「他に何かあったっけ?」と思い出す必要がなくなるし、「逆に忘れることができる」んです。
イメージ的にはわかりますよね。忘れることで頭の中の容量が軽くなる感じです。
あと、書き出す過程で頭がまとまるというメリットもあります。
なので、まずはTODOリストから初めてみるのもいいんじゃないでしょうか。
もちろん瞑想にチャレンジするのも良いと思います。
次に、紹介をするのが、直感を引き出すサイクルを理解することで「直感」が下りやすくしていくことを紹介します。
流れとしては
1、集中して思考。
2、思考を一度止める
3、リラックス
4、直観が降りる
という流れになります。
ある課題についてわき目もふらず集中して考え抜き、その後「いったん休憩!」と、スパッと思考を完全に停止させるんです。課題に関してはもう考えません。そして読書とかお風呂に入ったり、音楽を聞くのも良いですし、とにかくボーっと過ごせば、緊張した脳が緩和して、これまで出てこなかった名案が降りてくるんです。つまり、課題を忘れているリラックスの最中に、脳内データベースが熟成されているといえそうです。
人事を尽くした後は、直観が引き出されるのを待てってことですね。
実は、僕はこれを読む前から実践していました。
僕は約15年間のあいだマーケティングとして働いてきました。
企画を考えたり、いろいろ考えることが多いんですが、煮詰まったときには1つ前の駅で降りてあるきながら帰ってたんです。そうすると、けっこう歩いているタイミングで「ひらめき」が降りてくるんですよね。
この、「歩くのが良いよ」ってのはいろんなところで言われているので実践してたんですが、この「直感力」を読んで「ああ、良い型にはまってたんだな」と思いましたね。
歩くのは脳を活性化させる効果もあるので、歩くのが一番良いかもしれませんね。
はい、というわけで、このサイクルを理解して、どんどん直感が降りてくる環境を作ってください。
そしてつぎに、直感力の鍛え方その②ですが、「バイアスに気を付ける。」ということですね。
「バイアス」とは「先入観」「偏見」を持ってしまうことですが
「バイアス」が入り込むと直感の精度は一気に下がります。それはそうですよね、バイアスによって直感が曲げられてしまうので、それはもはや「直感」ではなくて「偏見」になってしまいます。
だけど、簡単に「バイアスを持たずに判断する」ということは至難の業で。人間誰しもバイアスを持ってしまうものです。
解決策は
「人間はバイアスを持ってしまうものだ」という事実を認めてしまうことです。認めたうえで、今自分はバイアスをかけてしまっているのか、そうではないかをチェックするのが良いそうです。
次にここでは代表的なバイアスを紹介しますね。
確証バイアス
自分にとって都合の良い情報や、自分の考えの裏付けとなるような情報だけを集めようとする傾向のことですが、やっぱり人間って弱いもので、自分の正当性を自分でも信じ込んでしまいたくて、いろんな情報の中から都合の良い情報だけ抜き取ってしまうんです。
自己奉仕バイアス
「成功したら自分の手柄、失敗したら誰かのせい」だと考える傾向
まぁ、人間だれしも自分がすごいと言いたいし、自分のおかげだと思ってしまうものですが、客観的に見ると実はそうではなく周りの人間の功績が大きいのに、さも自分のおかげで成功したと思い込んでしまう人が多いです。
正常性バイアス
都合の悪い情報を見ないようにして「自分だけは大丈夫」と考える傾向
わかりやすい例として、だれが見ても浮気されているという状況なのに、自分の彼氏に限ってそんなことない。
って思ってしまう傾向です。
多数派同調バイアス
周りの人が行っていれば大丈夫・安心だと考える傾向
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ですね。特に島国の日本人はこのバイアスが多いんじゃないでしょうか。日本人ほど周りの目を気にしている国はないんじゃないかなと思います。
そして、このバイアスを避ける方法として有効な手段は
直感がひらめいたら紙に書いてみることです。
紙に書くことで客観的な視点を持つことができます。客観的な視点を持つことでバイアスがかかっているかどうかを知ることができるのです。
最後に、直感力を味方につけるためには「自分の直感を信じて」、そしてドンドン使っていき、ドンドンブラッシュアップしていきましょう!
自分の直感は合っていたか、合っていなかったか、どの部分が違っていたのか。
という視点で「自分の直感」と向き合うことで、ドンドン磨かれていきます。
はい、今回はメンタリストダイゴさんの直感力を紹介しました。
90%の正答率と言われる直感力を磨いて、自分の人生をブラッシュアップさせましょう。
より詳しく「直感力」について知りたいと思った方は、概要欄に直感力のリンクを書いておきますので
ぜひ読んでみてください。
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