【書評】『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』人生の劇薬!

スタンフォードのストレスを力に変える教科書 人生を豊かにする方法

皆さんストレスは好きでしょうか?早速ですが変な質問をしてしまいました。

僕の答えはもちろん大嫌いです。

だったのですがスタンフォードのストレスを力に変える教科書を読んでストレスに対する考え方が劇的に変わりました。正直一生ものの学びをしたと思っています。

※動画でも解説しています!

ストレス発散やストレス解消は間違い!うつ病・老化改善「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

僕は年に100冊は本を読むのですが、今までに一生ものの知識や考え方になった本ファクトフルネス嫌われる勇気などがありますが、同じくらいインパクトがありました。

ファクトフルネス

嫌われる勇気

今回は「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」を紹介します。

本書はストレスとの正しい付き合い方について書かれていて「ストレスは健康を害する」と考えられてきた内容とは真逆の話になりますのでそれ本当?と思ってしまうかもしれないのですが、様々な調査や実験データに裏付けられている内容ですのでかなり説得力があります。調査やデータで裏付けられた事実なので信じざるを得ません。

著者はケリー・マクゴニガルさんで、スタンフォード大学の心理学者でとっても有名な方です。

ボストン大学で心理学、マスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(健康心理学)を取得。スタンフォード大学の心理学者。心理学、神経科学、医学の最新の知見を用いて、人びとの健康や幸福、成功、人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する「サイエンス・ヘルプ」のリーダーとして、世界的に注目を集める。メディアでも広く取り上げられ、「フォーブス」の「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選ばれている。TEDプレゼンテーション「ストレスと上手につきあう方法」は900万回超の再生回数を記録。著書に、20カ国で刊行され日本でも60万部のベストセラーとなった『スタンフォードの自分を変える教室』などがある。
大和書房

素晴らしすぎる経歴ですよね。

では早速本書のポイントを紹介していきます。

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ストレスは考え方次第で味方にも敵にもなる

冒頭でも書きましたがこれまでの常識はストレスは害があるという認識でしたよね。

例えばストレスは次の良くないことの原因だと言われていました。

・心臓病
・うつ病
・依存症
・老化の加速

だけど本書によるとストレスは決して敵ではなくって味方だということなんです。なかなか受け入れがたいと主張ですが、これは事実なんです。だけど、それには条件があります。

ストレスに対する考え方を変えなければならない

アメリカで3万人を対象にした研究があるのですが、強度のストレスを受けていた人は死亡リスクが43%増えているという事実は分かりました。

やっぱりストレスは体にわるいやん

実はその後の研究結果で「実際に死亡リスクが上がった人はストレスは体に悪いと考えていた人だけ」でした。「ストレスは大切だと考えていた人」は死亡リスクの上昇は見られませんでした、ここからが面白いのですが、むしろイキイキと健康的に生きていたという研究結果があり、さらにストレスが無い人よりも健康的になっていたというのです。

これは衝撃ですよね。

ストレスに対するマインドセット次第で結果が変わっていたのです。

最近の研究で、マインドセットは健康や幸福感、成功について好影響に働くということが明らかになってきているんです。

なぜストレスは体に悪いという思い込みが体に悪いのか

これは人間の体のメカニズムですがストレスを感じると人間は「闘争・逃走反応」が起こります。

これは人間の本能によるもので、長く狩猟民族であった人類は敵に会うと戦うか逃げるかの二つの選択肢になります。

敵に会うとストレスがかかるんです。そんな時に体のメカニズムとしては身の危険を感じるとアドレナリンが分泌され交感神経が高まり素早く行動を取れるようになるんです。

確かに敵に会った時に素早く行動ができないとやられてしまいますよね。

だけどこの時の体の状況は簡単に言うと一点集中したバランスになってしまうので緊急事態の時には必要がない内臓への調整機能などは低下してしまうのです。

これが長く続くと「心臓病」「うつ病」「体力の低下」「集中力の低下」などにつながってしまうのです。

まあ簡単に言うと界王拳をずっとしている感じですよね。それは疲れますよね。

界王拳

だけどここでストレスは大切だと前向きに考えることができると「逃走反応」ではなく「チャレンジ反応」という反応が起こります。

「チャレンジ反応」とは集中力が高まっている状態だけど危険性を感じていない状況となります。ということはストレスホルモンのバランスが良いことになるんです。

細かな説明は抜きにしますが、このときに「デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)」という物質が体内に大量に分泌されることによって、逆に体の改善が進むのです。

このDHEAの役割は以下の通り

●免疫力を高め、炎症を抑えたり腫瘍を予防する
●インスリンの働きを助け、糖尿病を予防する
●筋力を維持し、代謝を高めて体脂肪を減らす
●動脈硬化を予防する
●脂質異常症を予防する
●ストレスを緩和し、意欲を向上させる
●アルツハイマー病を予防、改善する
●性的欲求を高める
若返りホルモンとも呼ばれるDHEAの秘密 | はじめよう!ヘルシーライフ | オムロン ヘルスケア
若返りホルモンとも呼ばれるDHEAの秘密のページです。健康な毎日を送るために。専門家によるコラムなど、さまざまな健康情報をご提供します。

免疫力を向上させるのですね。
実はDHEAは食品で取り入れるとドーピング検査で引っかかるほどなんです。それほど効果があるってことです。

「チャレンジ反応」に変えるためには

チャレンジ反応は良いということはわかりました。ここまで来たら、絶対にストレスを味方にしたいですよね!

ストレスの役割を知る

ストレスの役割を知ることでチャレンジ反応に変換される可能性が高まることが研究結果でわかっています。

そもそもストレスとは悪いものではなく、僕たちを守るためにあるんです。
くやしさはやるきに変換することができる。
何かに失敗したときには、その時はつらいですが少し時間が経てば悔しさが今度はやる気のバネになりますよね。

痛みというストレスは命を守る
痛みを感じない病気に「先天性無痛症」というものがあります。どんなときにも一切痛みを感じないのです。
痛いのは嫌ですよね、だけど痛みを感じなかったらむちゃくちゃ困るんです。虫歯になっても痛みを感じなかったら歯がボロボロになってしまいます。
それ以外にも、腹痛などはいろいろな病気のサインですよね。

そう、ストレスは味方なんですよ。人間が生きるためには必要なものです。

この認識はすごく大切です。ストレスがあるときには嫌がらず、自分のためになるんだと思ってください。

しっかりとストレスのプラス面を意識するようにしましょう。

ストレスは力の源

 

そして、最後に実践的な方法です。

ストレスを味方に、チャレンジ反応に変えるための具体的な考え方です。

 

結論、ストレスは力の源だと認識するのです。

心臓がドキドキしたり、手に汗握るときって、体はストレスを感じているんです。

 

そんなストレスを感じる瞬間って実は「自分にとって大事な時」なんです。

例えば、ピアノの発表会、大事なプレゼン、好きな人に告白する瞬間だったり。

これはもう勝負の時ですよね。

 

そして、戦う「闘争本能」と逃げる「逃走本能」って瞬発力を高めるための体の反応でしたよね。頭も体もフル回転です。

大事なタイミングでストレスは頭も体もフル回転にして、力を与えてくれているんですよ。

 

ここで大事なことは、力を与えてくれているストレスを無理に打ち消そうと焦らないこと。

それより、ストレスによって湧いてくるエネルギー、強さ、やる気を利用して、いま自分がやることに集中します。

深呼吸して心を落ち着かせるのではなく、深呼吸してエネルギーが体中にみなぎっているのを感じましょう。

 

大事なことなのでもう一回言いますね。
深呼吸して心を落ち着かせるのではなく、深呼吸してエネルギーが体中にみなぎっているのを感じるんです。

狩猟の時代とは違って危険なんてないんですよ。恐れなくてもいいんです。

 

はい、今回はストレスとの向き合い方を紹介してきました。

ストレスとの上手な付き合い方をして、敵ではなくて、友達になりましょう。

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